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2013年 09月 04日

台湾にてご紹介頂きました。

台湾の有名な音楽評論家の王さんが
素晴らしい記事を書いてくださいました。
是非に日本の皆様にもご紹介したく思います。
記事訳したものを掲載させていただきます!

*元記事はこちら
http://stars.udn.com/newstars/collect/CollectPage.do?cid=12173

【聯合報/
 王祖壽(音楽評論家・音楽番組プロデューサー)】



欧陽菲菲の日本語の新曲「Still I Love You」。
欧陽菲菲は、独特な低音のハスキーボイスで、
“息を止めたの ホームの後姿 信じられない あなたを見るなんて”と歌い始める。

誰もが経験したことのあるような、息を止めて愛する人が振り返ってくれるのを待つ心が躍るような瞬間を、欧陽菲菲は、その独特な声でゆっくりと描き出していく。
それはまるで、映画のワンシーンのよう。そのささやくような歌声で、冒頭から聞いた人の心を掴み、心の奥まで情景が沁みこんでいく。この日をどれだけ長く待っていたのだろう。
これは自分の心にしかわからない。そんな今までの切ない思いが歌声とともに一瞬にして流れだす。


欧陽菲菲がささやくように歌い始め、徐々に声量をあげ本来の声を響かせる。
“女は思い出だけで 静かに寄り添いながら 昔の時を数えて生きられる” 
この歌詞だけで愛情に強くこだわる女性の姿が鮮明に浮かび上がる。
いくら時間が経っても女性の執着心は変わらない。
“たとえ誰かと目覚めたその朝も”“いつもあなたは 私のそばにいたわ”のメロディーは雲や水のように流れ、聞く人の気持ちをどんどん盛り上げていく。
メロディーに導かれ、もう振り返ってはいられない。
“Still I Love You あなたにもう一度”という歌詞とともに気持ちは高揚し、それでも素直に泣くことができない思いが彼女の声により解放されていく。最後にサックスの余韻が印象的に残る。

バラードで、心の奥の思い出を歌うことは簡単ではない。
振り返ってみると、欧陽菲菲の代表曲「Love Is Over」(1982)の最後の歌詞、“早く出てって 振り向かないで 元気でいてね Love Is Over”に続くように「Still I Love You」は、実はまだ愛していると続けている。二つの曲は上下巻の物語のようにそれぞれの情景が繋がっている。歌謡曲でこのように描かれるのは珍しいことである。


この二曲の作詞作曲は伊藤薫、編曲は若草恵、詞・曲・編曲それぞれが二つの曲の繋がりを意識して作られている。
さらに欧陽菲菲も、ラストの“uh”と情感を込めた歌声が再現されることで二つの曲の繋がりを意識的に表現している。その背景には、「Love is Over」が大ヒットしたマーケットをこの曲でまた引き寄せたいという思いがあるのだろう。


ここ5年で、CHEMISTRY、桑田佳祐、つるの剛士、倖田來未、Misono、徳永英明、五木ひろし、Acid Black Cherryなど、まったくスタイルの違うボーカリストたちが絶えずこの「Love is Over」を自らの表現方法でカバーしている。この曲が多くの人々から長い間愛されていることに驚かされる。
こうして築き上げられた輝かしい道程があったからこそ、伊藤薫、若草恵、欧陽菲菲のゴールデントリオが再結成する事に至った。そしてついに、続編ともいえるラブストーリーを描いた新曲が生まれたのである。


二つの曲の間には30年の時間が流れている。「Love Is Over」は当初B面の曲として発表された。
しかしその後A面として再発売され、諦めることなく歌い続け3年の時を経て大ヒットに繋がった。1991年欧陽菲菲は、この曲で3度目の紅白歌合戦への出場を果たす。
外国人歌手として紅白歌合戦に3度出演したことがあるのは、欧陽菲菲とテレサ・テンだけである。

台湾の歌手が日本で活動を始めたのは、1971年、欧陽菲菲が先駆者であり、現在に至るまで成果を残した唯一の歌手である。当初、一人で荷物を抱えて日本に来た時の孤独と淋しさをいま振り返ってみる。当初一緒に来た仲間も皆いなくなり、自分一人だけがいつも次のことを考えて、更なる挑戦を続けている。外国のマーケットは自国とは違って、より厳しい。

再びヒット曲を出すのは難しいと感じながら、その機会をどれだけ待っていただろう。
諦めずに踏ん張ることは自分の人生に根付いている。
欧陽菲菲は、これまでのすべての想いを、この「Still I Love You」に込めているに違いない。
「あなたをもう一度愛したい」という歌詞には、欧陽菲菲が40年に渡って歌を歌っている中で、大きく変わってきた日本の芸能界で、自分自身に挑戦し続けることを忘れずに、新曲を歌うことで、また自分の歌をわかってくれる人たちに再び出会いたい、“もう一度愛したい”という気持ちと重なるのではないだろうか。

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王さん、素晴らしい文章、
ありがとうございます!
謝謝!!

by ouyangfeifei | 2013-09-04 04:01 | スタッフ


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